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MRI検査の安全性を検証する論文が発表されました

2016年9月9日配信のYahoo!ニュースに「MRI検査の安全性を検証する論文が発表」という記事が掲載されました。今回はこちらの記事をもとに、MRI検査の安全性についてご紹介いたします。

Yahoo!ニュースの記事はこちら(※)
 http://bylines.news.yahoo.co.jp/nishikawashinichi/20160909-00062022/
また、元になった記事はこちら
 http://aasj.jp/news/watch/5745

20161003論文のタイトルは、「Association between MRI exposure during pregnancy and fetal and childhood outcomes (妊娠中のMRI検査の胎児期及び幼年期への影響)」で、アメリカ医師会雑誌(JAMA)9月6日号に掲載されました。

論文は、カナダのトロントにある聖ミカエル病院から発表されたもので、妊娠初期3ヶ月にMRI検査を受けた約1700人の妊婦さんから生まれた子供を、出産時から4歳児になるまで追跡研究しています。

結論としては、「MRI検査を受けなかった妊婦さんの子供と比較して、成長や発生異常、ガン発症率などに大きな差はなかった」というものです。

妊娠初期3ヶ月までの胎児は、様々な刺激に対して感受性が高いことが知られています。この時期の胎児において危険性がないということは、「MRI検査は妊婦さんにも安全です」と言えるものです。

MRI検査は、磁場(磁石の力)と電波を使用して体内の情報を画像化し撮影する検査です。X線撮影やCT検査のようにX線(放射線)を使いませんので、被ばくもありません。
皆様には、安全性の高い検査を安心してお受けいただけたらと思っております。

MRI検査に関しまして不安なことがございましたら、医師・担当技師までお気軽にお尋ねください。

 

MRI検査の説明はこちらをご覧ください「脳ドックのご案内(1.5T MRI)」

技術部長 八木

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